【コロナ禍のマレーシア移住】クアラルンプール空港到着からの流れ
マレーシアからこんにちは!ごんぱちです。
本日隔離9日目。ひとりラプンツェルごっこ(実は観たことない)も明日でやっと終わります。
忘れないうちにKLIA (Kuala Lumpur International Airport / クアラルンプール国際空港) に到着してから隔離先ホテルに行くまでの流れを書こうと思います。
成田からおよそ7時間のフライトを経て、23:40頃にKLIAに到着!
本来なら0:05着予定だったので、日付の変わる前に着陸できました。
まず飛行機から出るとすぐ、空港のスタッフさんから「ここで待っていてください」との指示。
通常なら各自で歩いて入国審査&手荷物受取に進みたいたいところですが。全員ステイです。
ちなみに機内で税関に関する書類の記入はありませんでした。今まで5ヶ国くらい旅行したけどこれは初めてかも。
同便の乗客が全員居るかをカウントして、全員揃って移動。
途中空港モノレールのようなものがありましたが、コロナの影響なのか深夜だったからなのか入口塞がれていました。
代わりに(?)バスでメインビルディングまで移動。
さて、移動している間にこの先で必要になる書類をリストアップします。クリアファイルに全部まとめておくと便利。
- パスポート
- 航空券(便名・座席確認用に提示するので隔離先に着くまで捨てない)
- LoU(隔離費用支払いの約定書 / 4ページ綴り)
正式名称:LETTER OF UNDERTAKING AND INDEMNITY PERSON UNDER SURVEILLNCE - Letter of Approval / Travel Notice(Approval Letterとも言われる)
左上にトラ2頭とシンボルのロゴ、下部に大使館の方のサインとハンコがあるもの。 - EMPLOYMENT PASS(就業ビザの人のみ?)
左上に「MDEC」とロゴが入っているもの - (お手持ちのデバイスに)MySejaterah(マイ セジャテラ)アプリ
どのデスクで何を見せたかは忘れたので、とりあえず「書類見せて」と言われたらファイルごと差し出したらいいと思います。
メインビルディングに着くと、QRコードが印字されたポールが立っているので、デバイスを空港のフリーWi-Fiに接続し、MySejaterahアプリを起動。
そして「このスポットに来ましたよ!」ということで「チェックイン」をします。
そこで出てくるフォームに名前、国籍、パスポートNo.、便名、座席、住所/滞在先等を記入。不明点があれば空港スタッフが教えてくれます。
チェックインが完了すると、こんな画面が出てくるのでスタッフに見せます。
これがいわゆる"Quarantine(クォランティーン)"への切符です…!
QRコードスキャンはまるでスタンプラリーのようにこの後も続きます。
この次は検温、入国前にPCR検査をしたことがあるかどうか、健康状態を口頭で確認。
わたしは日本でPCR検査受けたことないし、受けていたとしてもマレーシア入国時でスワブ検査(鼻に突っ込むの)をしないといけないとネットで見たので、「受けたことないです」と言って通過。
利用する航空会社によっては検査をしないと搭乗できないところもあるそうなので確認を!ANAは大丈夫でした。
ここで一回スタッフさんに断りを入れ、両替所に行ってから検査ブースに進みました。
両替については別記したいのですが、コロナ禍でも24時間営業している両替所あった!
検査の同意書に記入し、パスポートと一緒にそれを提出して名前が呼ばれるまで待ちます。
名前が呼ばれたら仕切られているスペースに入り、スタッフさんから口と鼻に綿棒をつっこんでもらいます…
口は苦しくなかった。鼻は鼻腔拡張してもらった感じ。ちょっと苦しいけど鼻詰まりが解消した気分になったからもっとやってほしかった。。笑
検査が終わった後、パスポートを返してもらい、検査完了の紙を渡され支払いブースへ。
わたしはスタンダードプランだったので、10日間でRM4,350(約11万1000円)でした。
PCR検査せずに来た人は10日間隔離になるようです。してきた人は7日間。
支払いはカードか現金。日本のカードを使いたくなかったので、両替したての現金で払いました。
支払いを済ませると、入国審査へ。
「Next!」みたいなところを想像していたのに、クリニックの待合室みたいなところで座って待たされました。夜間だったからかな?
夜勤の人たちは本当に自由で、好きな音楽流すしお菓子食べて談笑しているし、15〜20分くらい待ちました。
「あ〜島国っぽいwww」と思ってわたしは待たされているのに勝手に喜んでいたんだけど、もう一人待っていた男性の方はすごくイライラしていらっしゃった。笑
あとここにあった自販機がどうやら日本のおさがりみたいで、「つめた〜い」って書かれててわろた。
ところどころ日本語表記があって、親日感をひしひしと感じました。(※全世代がそうではないらしい)
入国審査が終わると隔離先確認デスクみたいなところを通過するのですが、
「隔離先ホテル予約してある?」って聞かれて「いいえ、スタンダードパッケージで申し込んでいるので」って答えると軽く1時間半待たされました。。
渡航前にMySejaterahでスタンダードパッケージでいついつの何便で来るって申請してたのにな〜事前予約も必要とか言われなかったし。。
ちなみにこの強制隔離には以下の2種類のパッケージがあります。
- スタンダードパッケージ(政府が用意したホテルでの隔離)
- プレミアムパッケージ(自身で事前予約したホテルでの隔離)
空港のメモにもうワンランク上のパッケージも書いてあったような気がするけど…とりあえず公式にはこの2つです。
プレミアムパッケージはその名の通りいいホテルで隔離期間を過ごせるのですが、隔離費用もその分プラスになります。
わたしの便の家族で来ている方々や居住者でお金に余裕のある方々がプレミアムパッケージを選んでいた模様。
ただ、自分の好きなホテルならどこでもいいわけではなく、隔離を実施している高級ホテルから選ばないといけないです。
詳細は【新型コロナウイルス】プレミアムサービスを提供するホテルでの隔離(2021年5月27日更新) | 在マレーシア日本国大使館にも記載されています。
さて、1時間半ほど待たされて、空港内で客という客はとうとうわたし一人に😂
空港のお兄さんに「ほとんどの人プレミアムパッケージなの!?」と聞くと、「たまたまだよw」と言われました。ほんとかいな。
誰もいないクアラルンプール空港が面白くてパシャリ。
バンで空港から市街地のホテルまで。約1時間。タバコ臭さが結構キツかった…日本のより臭いw
そして午前3時40分頃ホテルに到着!!眠かった!!よく耐えた!!🥺
すぐにでもベッドで寝落ちしたかったのですが、汗とタバコのニオイに耐えられずシャワーを浴びて5時頃就寝。
ここから10日間のホテル隔離生活が始まります〜
スタンダードパッケージでのお部屋についてはこちらから👇
【コロナ禍のマレーシア移住】入国後隔離生活レポート 〜お部屋編〜 - えすのれぽーと
明日で隔離は終わって外に出られるのですが、与えられたものを食べ、眠い時は寝るという動物園の動物みたいな生活をしてきたので、
いきなり身なりを整えて異国の地で人間として生活すると思うといろいろ不安です😂😂
隔離を経験した人や現地の方々のアドバイスをもとに、とりあえず真っ先に電話番号を取得しに行こうと思います。
それではまた〜!
【コロナ禍のマレーシア移住】入国後隔離生活レポート 〜お部屋編〜
マレーシアからこんにちは!ごんぱちです。
2020年12月29日の深夜にマレーシアに入国し、今日で7日目になります。
ホテルの部屋は広いし、三食出るし、フリーWi-Fiもそこまで悪くないし、
テレビはNHKワールドが入るから紅白歌合戦もリアルタイムで見れたし(これはかなり嬉しかった!!)
クオリティは置いといて、特にストレス無く過ごしております。しかしまあまあ暇です。
まあお正月なので、実家に居てもだいたい同じ生活ペースだとは思うのですが、
日本のテレビが入らないからお笑い番組も見れないわけで(元日の笑点が見たかった…)
時間を持て余すとかえって無駄遣いしてしまいがちで、日本から本を持ってきたのに特に読む気にならず、ブログも書こうと思いつつ毎日夕方までやる気が起きず、結局パズルゲームを延々としながらうたた寝したりしております。。
とりあえず筆慣らしということで、今回隔離されているホテルの部屋のことでもシェアしようと思います。
まずマレーシアでの隔離なのですが、
- スタンダードパッケージ(政府が用意したホテルでの隔離)
- プレミアムパッケージ(自身で事前予約したホテルでの隔離)
の2種類があります。
(でも空港でチラ見した限りもうワンランク上の隔離もあるらしい…?)
今回わたしはスタンダードパッケージを利用しています。
同じ便に乗っていた方々のほとんどがプレミアムパッケージだったらしく、空港から颯爽といなくなってしまったので、
((スタンダードのホテルってやっぱやばいんかな…小汚くて狭かったらどうしよう…))と焦る。
ホテルに到着し、チェックインをする時も
🥺「あなたのお部屋ツインベッド2つだけどいいの?追加料金払えばクイーンベッドでペトロナスツインタワーが見えるお部屋にできるよ?」
🥺「毎食マレーシア料理だよ?追加で1,100リンギット(≒28,000円)払えば食事もアップグレードできるよ?」
🥺「ディナーだけハンバーガーとか欧米風にすることもできるよ?580リンギット(≒15,000円)だよ?」
と言われ、迷った結果全部なしにしたけど(早く寝たかったし)、こんなにも言われると焦る。。
とりあえずGrab(日本のUber的なもの)利用のルールだけ確認。
- 1回のオーダーで利用していいのは1つの飲食店だけ
- デリバリー到着時間は15時〜17時で厳守!
というわけで、どうしても耐えられなかったらグラブってみようと思います。
諸々の手続きが終わり、いざ部屋に着いてみると…
え、広!
軽く10畳はあると思う。
アメニティには10日分のティッシュ、トイレットペーパー、シャワーセット、コーヒーやお茶、そしてスプーンとフォーク。
お水がどーんと24ℓ分!(ちょっと飲んでから撮影w)
バスルームもたぶん3.5畳くらいある!
さて、問題はこれです!
郷に入ったから郷に従えるかな…?
こんなシャワーで流しちゃう国だからなのか、トイレットペーパーのコスパがめっちゃ悪い…
着いたばかりで生理だったこともあって、1日で2ロール使った時は焦りました。。
日本で愛用してた2倍巻きシングルは1ヶ月に1回くらいしか替えなくてよかったのに!!(注:家にいる時間も短かった)
しかも追加のトイレットペーパーは1ロールあたり1.50リンギット(≒38円)って…やっぱりコスパ悪い。。
シャワーで流してペーパーでフィニッシュすればいいのかな…?と思い、
シャバに出た後のために…と思って軽く使ってみたけど、ここでのびしょびしょを処理しようとするとかえってペーパーを多く使うことになることが判明。
しかしGoogle先生いわく、マレーシアのお手洗いは個室内にペーパーが無いこともあるらしい…さあどうする?
そんな折にシンガポール在住2年の友人から。
「マレーシア(旅行)とカンボジア(インターン)行ったけど、全部ペーパーで済ませたからシャワー使うことなかったよ。お尻びしょびしょ嫌じゃない?w」
そんな生き方もできるのですね!!よかった!!🥺🥺🥺🥺🥺
ちなみにカンボジアの方々はお尻濡れたままパンツ履いちゃったりするらしい。
すぐ乾いてくれるならいいけど、高温多湿な国だからどうなることやら…w
ちなみに生理が落ち着き、スパイシーなマレーシア料理を連日食べていますがお腹がゆるくなることもないのでトイレットペーパーは与えられた数量で間に合いそうです。
でも外に出られるようになったら水に流せるティッシュ(あるのかな?)必須だな!!
トイレの話が長くなりましたが、お部屋全体に戻りたいと思います。
こちらのホテル、後から調べたら4つ星ホテルだそう!スタンダードで4つ星なら上等!!
もう一つスタンダード用のホテルがあるらしいのですが、そこは3つ星でした。ちょっとラッキー!
ただこのホテル、Googleマップに出てる写真と比べるとだいぶ見映えが違うのですが…新館と旧館でもあるんかな?
追加料金払ってアップグレードしたらネット掲載の綺麗な方に泊まれたのかも。笑
Wi-Fiはパスワード入力なしのフリーWi-Fiなのですが、イライラするほど遅いことはなし。
ときどきLINEの通知来てるのに本文の読み込みが遅かったりとか、ビデオ通話固まったりとかはあるけれど、YouTubeは難なく見れます。
ただ、こればかりはホテルにより雲泥の差があるようで、イギリス留学から7月に帰国したマレーシア人の友人はこう言っていました。
僕は空港近くのホテルに入れられたんだけど、Wi-Fiが全くなくて、WhatsApp(LINE的なメッセンジャーアプリ)も何もできなくて寝るかテレビを見るかして過ごしたよ…外に出られるようになってから真っ先に携帯を契約しに行った😂
日本からくる人が楽しめるテレビ番組もかなり限られていると思うので、オフラインでも楽しめるツールは必須だと思います。
本、塗り絵、オフラインで遊べるスマホゲーム、などなど…
あとはコンセント!必ずBFタイプのアダプタのご用意を…
ホテルにも貸出あるのかもしれないけど(聞いてないから不明)、隔離期間中スマホ充電切れっぱなしとか発狂モノです。
ルームスリッパは有料。うちのホテルでは2.50リンギット(≒64円)でした。
この値段なら買ってもいいけど、どうせサンダルで生活する国だからと思い持参した履き物で過ごしております。
エクササイズする時やシャワー前とかもはや裸足で生活してるし。
それとシャワーアメニティは歯ブラシ、ボディーソープ、シャンプー、ヘアドライヤーのみでした。
ヘアブラシは無いので、現地で買えばいいやと思っている方注意!
あとほぼ毎日ランチとディナーにチキンが出て歯に筋がはさまりまくるので、歯間ブラシもお口の健康のためにあった方がいいです。
上記2つは持参していたのですが、わたしが持って来なくて後悔しているのが、綿棒…
わたくし永遠に乾かないタイプのお耳を2つ持っているのですが、綿棒なぞホテルにあると思い持参しなかったため、文字通りとてもむずがゆいです。。
耳鼻科の先生に絶対怒られるけどティッシュでこよりを作って耳の中を拭き取っています。耳かきで用が足りる人が本当に羨ましい…
あと洗濯は基本的にセルフなので、着替えの少ない方は洗濯用洗剤も必須!!
一応1袋(大きさ不明)あたり70リンギット(≒1790円)でランドリーサービスもあるらしいのですが、まあまあするし下着とか恥ずかしいからやっぱり自分で洗えるのがベスト。洗う時間なんて存分にあるし。
シーツとタオル類の交換は必要に応じて2〜3日に1回してくれるとのこと。
わたしの場合ベッド2つあるし、タオルも一緒に洗濯しちゃえばいいと思ったんで1回も呼んでませんがw
あと個人的に持ってきて良かったモノはアロマオイルと小型のディフューザー!
窓が開けられない部屋に来てしまったので、換気はほぼエアコンとバスルームの換気扇頼み。
空気の乾燥防止と気分転換にとてもいいです。
あとは食事の独特のスパイスの香りを食後に消すという意味でもいいかも…
食事については別記したいと思いますが、やはり日本食は数日分あった方が良いと思います!
電子レンジはやはりないので、粉末スープとお湯を入れたら食べられる災害用非常食を持ってきました。大正解。
あとはチョコレート菓子×2袋と米菓アソート×2袋をちまちま食べております。
というわけで、隔離されるにあたりあった方が良い持ち物についてまとめると、
- ネットがなくても暇つぶしできるツール
- BFタイプのコンセントアダプター
- 室内用スリッパ or サンダル
- ヘアブラシ
- 歯間ブラシ
- 綿棒(耳質による)
- 洗濯用洗剤
- アロマオイル&ディフューザー(お好みで)
- 日本の災害用非常食(お湯で食べられるもの)
- 日本のお菓子
マレーシアでなくても、隔離生活をしないといけない方々にご参考になればいいな〜と思っています。
(違う国の場合はコンセントの型を必ず確認してくださいね!!全タイプに対応できる万能なアダプターも家電量販店にあります。)
隔離も1週間が経ち、食事にも飽き、おまけに曇りか雨の日が続いていて、
だんだん気が滅入ってきたというか、ぼーっとしてきたのでお笑いばかり見てます。
日本の芸人の皆さんありがとう!!
笑いは命を救うと信じているごんぱちでした〜。
はじめまして!
マレーシアからこんにちは!ごんぱちです!
中高生以来のブログです。
当時ただ日記として書いていた頃と比べてブログの在り方も変わってきたので、
ここにたどり着いてくださった方にとって有益か面白い情報を載せられたらいいな〜と思いながらゆっくり書いていきます。
わたしは新潟県新潟市で生まれ育ち、高校卒業後いろいろあってハワイの大学へ留学しました。
響きは良いのですが、決して南の島で優雅なキャンパスライフを送っていたわけではなく…
日々課題に追われながら、学費生活費のためにバイトと節約に励み、下宿先に侵入するゴ◯ブリと戦いつつ、3ヶ月に1回くらい海でストレス発散するような生活を送っていました。
結構ハードな生活だったので、毎月のように発熱したり胃腸が狂ったりしたけど、おかげでたくましくなりましたw
ちなみに大学では文化人類学とメディアジャーナリズムを専攻していて、その傍らバスガイドのアルバイトをしていました。
バスガイド時代のネタなんかも、おいおい書いていきたいと思っています。
大学卒業後は日本に帰国したいと思っていたので、海外にも進出している日本の企業に就職。
福岡に配属になったのですが、もっと自分らしい働き方を求めて福岡県内で転職。
しかし、、コロナの影響をもろに受け、入社2ヶ月目で離職を余儀なくされました。。
実家からも遠く離れた離れた地で無職になってしまい、コロナ禍で就職活動を行う中で見つけたのがマレーシア現地採用の求人。
こんな時期に応募しても、どうせ渡航できなくて保留になるんだろうな〜と思っていたのですが、しっかり内定をいただきました。
会社に無理を言って入社時期を遅めにしてもらい、半年ほど派遣の仕事で一旦生活を立て直し、バイトで引越し費用を工面して、
コロナ第3波の真っ只中、2020年年末に渡航!!
冒険だらけの2021年になりそうなので、備忘録として綴っていきたいと思います。
はてなブログ初心者ですが、よろしくどうぞ〜!
Mahalo & Terima Kasih!